今年最初の山行は佐野市、足利市の 寺久保山、山王山 を周遊 2024年 1月 8日(月)


 雷電山(215m) → 寺久保山(357m) → 山王山(360m) → 朝日山(311m) → 藤平山(301m) → 鳩の峰(317m) 


 
寺久保山
標高357m
栃木県佐野市
  寺久保山山頂、三角点と沢山の山頂標識

● 今年最初に山は

 2024年最初の山は何処にしようかと考える、先月去年最後は南に行ったので今度は東の栃木方面の山に行こうと昔買った「栃木の山120」を見ると、寺久保山というのが未踏に成っている、「あにねこ」さんのホームページにも2020年に登られた記録が有り、三床山や大小山と同じよう魅力の有る山とある、GPXのデーターが欲しいのでYAMAPを調べるがマイナーな山なので見つけられなかった。


 という事で「あにねこ」さんのホームページから地図をスクリーンショットしプリントして出かける事にする。


 寺久保町のデイサービスの施設の裏の道まで行くと左の方に雷電神社らしい鳥居が見える、神社の裏に駐車場が有るという事なので、先の方から行けないかと行ってみるが、狭い道で通れそうも無いので戻って、道の広くなっている所に車を停める事にする。


雷電神社 見晴台らしい

 支度をしながら北の方を見ると見晴台と思われる峰が見える、畦道を通って雷電神社に行くが、ここを歩く登山者がいるようで、何となく踏まれている雰囲気が有る。


雷電神社で山歩きの安全を祈願する 寺久保山 ←入口の錆びた道標

 神社の左から裏に行くと広場が有る、駐車場のようだ、北側に錆びた看板が有って踏み跡が上に続いていて、ここが登山口らしい、この駐車場に入るのにはデイサービスの施設よりもっと先で右に曲がる必要が有る。


登山道は桧の植林地を登る 枯れ葉の積もる登山道

 登山道には「寺久保山・見晴台」の道標が有り、青いテープも沢山付けられているし、踏み跡もしっかり付いていて、間違う事は無さそうだ。


● 雷電山

雷電山山頂らしい メガソーラーが有る、右のピークが山王山かな

 ピークに登ったのでスマホの Geographica で何処に居るのか見ると雷電山山頂らしい、「雷電神社P」「寺久保山・見晴台」への道標は有るが、雷電山の標識は無い、左には黒いソーラーパネルが沢山有って、ゴルフ場はメガソーラーに成ったようだ。


 この辺りまで登るとやっと体が温まっいて来た。


尾根を先に進む 登ったり下ったり

 登ったり下ったりしながら進んで行くとちょっと暑く成ってきたので一枚脱ぎたいと思いながら登るが、風が強く成って来る、岩場を過ぎると山頂標識が沢山有る寺久保山山頂に着いた、立派な三角点も有る。


● 寺久保山

先に見えるピークが寺久保山らしい 寺久保山山頂

 まずは見晴台に行ってみる、左側にトラロープの有る急な道を下るとベンチの有る見晴台に着き素晴らしい展望が広がる。


見晴台へ行く 見晴台にベンチ(台)

東京方面、スカイツリーやビル群が見えますネー

燕山、加波山、筑波山方面、筑波山の右下が馬不入山、左に晃石山立派ですね、加波山の下に諏訪岳、左は大平山かな

裏の採石場、高い山は三峰山でしょうか 私の車も見えますね、先には高速道路

大小山方面、どれがそうか解らないですね 右の木の陰に富士山が大きい

 展望を楽しんだ後山頂に戻るが、風が強くなってきて寒く成る、無線をしようと少し日の射すところに行き430MHzのアンテナを組み立てて聞いてみると、今日は埼玉コンテストという事で空いているチャンネルが無いくらい沢山の局が出ている。


 それでも空いているチャンネルを見つけてCQを出すと、佐野市のモービル局が取ってくれたが、後が続かないので、コンテストで出ている局を呼んでみる、さいたま市緑区、行田市、茨城桜川市の局と交信する、コンテストなので、あっという間に3局交信し、寒いので次の山に向かう。


 ここから西に向かう尾根道も木が多くあまり展望は良くないが風当たりが強く大変寒い、340mのピークから南西に下り始めると展望が開け正面に富士山が見える下に見える町並みは足利市のようだ。


正面に富士山、足利市を俯瞰する

メガソーラーを見下ろす 都心のビル群、左にスカイツリー

 登山道は踏み跡も明瞭でテープや道標も有り、急な所にはトラロープも付けられている、でも枯れ葉が多く滑りやすいので気を使う。


ルートは解りやすい 標高300mあたりの岩場

三叉路に着く、右に行き大網林道に下りる 林道の降り口、山王山、大小山、大坊山への道標が有る

 三叉路を右に行くと舗装された大網林道に突き当たる、北の方から林道に下りると道標が有る、この大網林道は樺崎町の方に行く道なので大小山、大坊山というのはどうなんでしょう。


カーブの所に庚申塔 林道右に登山口、ここから山王山へ登る

● 山王山

杉林の急登を登る 山王山山頂、足利百名山第12座の山名板と石祠

 山王山山頂は樹林帯で、西の方が少し高そうなので行ってみると、山名板が付けられていてちょっと開けた所が有って足利市の市街地が良く見える、山頂の石祠の有る所の方が日当たりが良いので戻ってにザックを降ろし、無線を聞きながらお昼にする。


山王山の西側、足利市の市街地が良く見える

 カップ麺にお湯を入れて無線を聞くと1200MHzで草加市の局がコンテストでCQを出しているので呼んで交信してもらう、430MHzでは榛名山の烏帽子ヶ岳からSOTAアクティベータのYLさん T さんがCQを出していたが、丁度やめるところで慌ててお声がけ交信していただきました。


 1200MHzでは西多摩郡奥多摩町の鷹ノ巣山からやはりSOTAアクティベータの局がCQを出していたので交信していただく。


 無線をしていて少し伸びてしまったカップ麺を食すと、単独の女性の登山者が登って来ました、後にYAMAPで調べていたら、「鳩ノ峰・三王山・寺久保山」の活動日記 https://yamap.com/activities/29231936 を上げられた「キャンディー」さんという方でした。


 キャンディーさんの山王山の写真に私の手が写ってました。


 キャンディーさんは写真を撮るとすぐに下って行きました、私もアンテナをしまって登って来た道を戻り、三叉路の所から南に下ります。


途中の尾根から浅間山が見える 前寺久保山と思われるピークだが山名板は無い

 メガソーラーの西の尾根を南に下るが、登山道は岩混じりのからからに乾いた斜面に枯れ葉が積もっていて滑りやすく、尖った岩なども有るので滑って尻もちをつかないよう注意深く歩く。


● 朝日山


朝日山 311m 山頂 朝日山からの展望、左に富士山

振り返ると男体山が綺麗です 三角点の有る301m峰は、藤平山と言う山名板が有りました

途中に有った共同受信のアンテナ 249mのピーク

 下って行くと共同受信のTVアンテナが有る、光送信器と書いて有るので、受信した番組を光ケーブルで送っているようだ。


● 富士見山

富士見山あたりからの展望、富士山が見えます 塩坂峠

 ピークは無いが、この辺りが富士見山らしい、ゴルフ場の上に富士山が見える、その先でベンチと案内図の有る塩坂峠に着く。


 ここは三叉路に成っていて真っすぐ行くと寺久保町に下るので、右に有る地図に書かれて無い関東ふれあいの道に入ってしまった。


間違えて関東ふれあいの道を下ってしまう ここまで来て間違いにきずく

 何時もは GPX のデーターを入れたスマホの Geographica で確認して赤い線から外れればすぐに気が付くが、今回は GPX データの赤い線が無いので、1Kmくらい下って、まんさくの花咲く道の起点まで行って、おかしいぞと思いやっと気が付いた。


 GPX のデータを記入した地図のコピーは持っているが Geographica で確認できるのでほとんどみる事も無い、でも今回は「あにねこ」さんの地図を確認すべきだった、なぜ間違えたのか考えながら塩坂峠まで戻ると40分もロスしていた。


 Geographica の地図には鳩の峰が書かれているので注意してみれば気が付いたのだが、冬は手袋を使うのでスマホを開くときの指紋認証も手袋は外す手間がかかりめんどうだ、このあたりも何とかしなくては。


再び塩坂峠に戻る 先に行くとすぐに分岐が有り右に行く

 塩坂峠に戻り東に行くとすぐに分岐があり、右に行くと一つピークを越えて南に行く、朽ちた道標が二つ有ってその先が足利百名山第16座鳩の峰だった。


また分岐が有り左の鳩の峰方面に行く もう一つ分岐が有り真っすぐ行く

● 鳩の峰

鳩の峰に着く 石祠にの前には社の残骸

 鳩の峰山頂には鳩峯山神社改修碑の大きな石板があり、神社は壊れてしまったようで石祠と残骸の前に石段が有る、山頂で10分ほど休んでから、登って来た道を戻る。


樹林の間から筑波山 足利百名山第16座 鳩の峰(317m)

 帰りは寺久保町への下降点を間違わないようにスマホの Geographica を見ながら下る、二つ目の分岐の所を右に行くが道形は無く急な藪を下って行く、右に尾根が有るのが気に成って少し右を通ったが地図の点線を目指して急な斜面を下ると杉林の中ピンクテープが有って踏み跡が有る、でもほとんど歩かれてないようで、おびただしい数の枝打ちされた枝に足を取られ歩きずらい、そのうち小さな沢が出て来て、平行して下って行く。


ピンクのテープが有ったので一安心 ほぼ廃道のような所

渡ってみた 鳩峯山神宮宇の灯篭

 朽ちた丸太の橋が有るのでおそるおそる渡ってみたが私は成りが小さいので大丈夫だった、鳩峯山神宮の灯篭を過ぎるとすぐに北関東道に出る、高速の下を潜って寺久保町の道を行き雷電神社に戻った。


高速道路を潜って雷電神社に戻る

 塩坂峠からは寺久保町に下りる道が有るので、これを行けば解りにくいところはなさそうだ、大網林道の西にある標高200m~300mの尾根にも道が有るようでこちらも機会が有ったら歩いてみたい気がする、でもやっぱり GPX のデーターは欲しいな。



● 記録


 車を停めた場所 8:32 -(0:22)- 8:54 雷電山 -(0:43)- 9:37 寺久保山山頂 -(0:07)- 9:44 見晴台 -(0:12)- 9:56 寺久保山山頂


 10:36 -(0:49)- 11:25 山王山山頂 12:36 -(0:42)- 13:18 朝日山 -(0:18)- 13:36 藤平山 -(0:21)- 13:57 塩坂峠 -(0:21)-


 14:18 間違いに気づく -(0:19)- 14:37 塩坂峠 -(0:21)- 14:58 鳩の峰 15:08 -(0:44)- 15:52 車を停めた場所


カシミール3Dで作る、反時計周りに歩く

2024年 1月 foxtrot