根子岳
(ネコダケ)
標高2207m
上田市・須坂市
登山日2022年 1月23日(日)
  大展望とモンスター

● 絶景とモンスター

 菅平ダボススキー場から絶景の根子岳に登ろうとのお誘いを受けたので、参加させていただく、総勢8名、車2台で菅平へ。


 若い頃、菅平や峰の原のスキー場へは何度か行っている、たぶん30年くらい前に成るだろう、当時は高速道路も無く、二度上げ峠を越えて、嬬恋村から144号線で行ったような気がするが昔のことで定かでは無い。


 今は高速が使えるので、一時間くらい短縮されているのだろう、玉村町を6時に出て上信越道を使い8時過ぎにスキー場に着く、道路は全面雪だ、日曜日でスキーシーズン真っ盛りなのにあまり混んで無いのはコロナのせいか、それとも時代のせい?


 下りはモンスターの有る雪の中を歩こうと、スノーシューを持って、スキー場のゲレンデへ、リフトと、スノーキャット(雪上車)を使えば簡単に山頂まで行けるが、今日はすべて歩きで登る、その方が素晴らしい展望を堪能できる。


● ゲレンデを登る

動き始めたリフトの下を登る ゲレンデは圧雪されているのでアイゼンが良く効く

 動き始めたリフトの下を登って行く、フードの付いた3人乗りの高速リフトは、乗った覚えが有るような。


リフトにはまだお客さんが乗って無い  リフト山頂駅に着く、ゲレンデには記念撮影用の真田幸村冬
 の陣が用意されている

● 展望が開けて来る

北アルプスの展望が良くなって来る

 登って行くと、シールを付けたスキーで登るスキーヤーが居る、帰りはアッと言う間ですねと言うと、嬉しそうに笑っていた。


 北アルプス、南の方は、雲が多く見えないが、北の方は天気が良い。


鹿島槍ヶ岳、五竜岳 鑓ヶ岳、杓子岳、白馬

飯縄山の後ろに高妻山 黒姫山、焼山、火打山、妙高山

  スノーキャットが登って来る(乗車賃\4000)

 昔は菅平スキー場のゲレンデにヘリポートが有って、根子岳まで遊覧ヘリが飛んでいた、運賃は8千円くらいだったと思う、当時はたぶんコース整備は無かったのだと思う。


 その頃は、まだスキーを始めたばかりで、ヘリスキーをやる勇気もお金も無かった。


 山頂に近ずくと、スキーヤーが下って来る、幅は狭いが、圧雪されたバーンを滑り降りるのは、楽しいだろうと思ってしまう。


 標高が上がって来ると風が出て来て寒くなって来る、アイゼンで普段使わない筋肉に負担が掛るのか足がつり気味になる。


  温かい日が続いたのかモンスターの雪は少ない

● 根子岳山頂

標高2170mくらいのスノーキャットの終点、ここは風が無い 根子岳山頂、強風が吹き荒れる

 水分補給のため、ポカリを飲んで、アンパンをかじり、根子岳の山頂をに向かう。


 山頂までは僅かだが、今までの圧雪されたコースと違い狭い所が有る、スキーを履いたまま登る人や、スキーブーツの人、ボードを背負った人などスノーキャットで、登って来た人たちが登っている。


  四阿山、浅間山が少し

鐘が有るので鳴らしてみる 記念写真を撮って、スノーキャットの終点に戻る

 初めて登る山なので、無線運用をしたいが、風が強く、とても出来そうにない、無線はまた無雪期に登って楽しもうと諦めて風の無いスノーキャットの終点に下り、昼食を摂る、今日はコーンスープとパンをいただく。


● コースを外れる

モンスターの中のTさん 老人たちが雪と戯れる

 帰りはスノーシューを付けてコースを外れ深雪の中に入り、バックカントリーの気分を味わう、ここは急な崖も無く雪崩の心配も無いので安心して楽しめる。


大展望の中を下る  

● 記録


 スキー場P 8:22 -(0:35)- 8:57 リフト終点 9:03 -(0:35)- 9:38 休憩 9:48 -(0:54)- 10:42 休憩 10:48 -(0:21)- 11:09


 スノーキャット終点 11:15 -(0:08)- 11:23 根子岳山頂 11:27 -- スノーキャット終点に戻る12:07 -(0:06)- 12:13


 コースを外れ雪の斜面に入る -(0:44)- 12:57 休憩 13:02 -(0:20)- 13:22 ルートに戻る -(0:41)- 14:03 スキー場P


カシミール3Dで作る、赤登り、青下り

2022年 1月 foxtrot