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| 四ツ又山（ヨツマタヤマ） | ||
| 標高889.7m | ||
| 下仁田町・南牧村 | ||
| 鹿岳（カナタケ） | ||
| 標高1015m | ||
| 下仁田町・南牧村 | ||
| 2015年 4月26日 | ||
| 四ツ又山 | 鹿岳 |
●山の会で行く
最近山の会の例会に参加してない、4月の月例山行が、四ツ又山・鹿岳という事で去年三ッ岩、大津に行ったが花の時期にちょっと遅かったので、今年こそはと満開のアカヤシオを期待して参加する事にした。
でも花はなかなか難しい、今年は花の付きが悪いという情報が入っていた、花の事など考えないで山に行き、丁度満開に当たると、それだけでものすごく得をした気分になるが、そんな事の方が多いような気がする。
今回は以前歩いたのとコースも反対まわりで私にとっては都合が良い、山の会の総勢9名での山行だ、下高原の集落の駐車余地に着くと2台ほど車が停められていて先行者が支度をしている、もっと沢山いるかと思ったが意外に少なかった。
駐車場から集落を下り大久保の四ツ又山の登山口に行くと迎えてくれる”顔”が変わったようだ。
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| 顔が変わったようだ |
登山道を登って行くと右側に沢が有り、小さな滝が何段かある、山の斜面にも石垣が積まれ山を守って暮らしてきた人たちの苦労がしのばれる。
水場を過ぎてから天狗峠に向かって登っていく、紫の三つ葉ツツジが咲いているが、すでに盛りを過ぎているようだ、今年は花が咲くのが例年より早いようだ。
天狗峠で一休みして急な斜面を登る、ミツバツツジはすでに散っている、でも天気が良く最高の山日よりである、三角点のある四ツ又山のⅠ峰に着く、先に登っていた人にお願いして全員で記念写真を撮る、これから向かう鹿岳も良く見えてきた。
●四ツ又山Ⅰ峰
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| 四ツ又山Ⅰ峰山頂 | 鹿岳が綺麗だ |
急な道を登ったり下ったりして四つの峰を歩く、春霞みで遠くは良く見えないが、天気が良く風がさわやかだ。
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| Ⅲ峰の石仏 | アカヤシオ花の付きはいまいち |
急な斜面をマメガタ峠に下る、何年か前の秋に紅葉を楽しみながらこの斜面を登ったが、こんなにきつかったのかと思ってしまう。
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| 急な斜面をマメガタ峠に下る | マメガタ峠 |
●マメガタ峠
マメガタ峠に下ると何と大勢の登山者が休んでいる、5～60名はいるようだ、私たちが休んでいる間に、2班に分かれて鹿岳に向かって登って行った、西上州の山は狭く急峻な崖が多い、岩山に映えるアカヤシオを見たい気持ちは重々解るが、大勢で来るようなところではないように思うが、如何なものか。
先行するグループに追いつかないようにマメガタ峠で十分休んでから、私たちも鹿岳に向けて出発する、登山道途中にある展望台に登ると、鹿岳の岩峰がいよいよ近づいてきた、こんな岩山に本当に登れるのかと思わせる姿だ、岩壁にピンクの部分が見えている、四ツ又山より標高が高い分、綺麗に咲いているアカヤシオがあるのを期待させてくれる。
それでも鹿岳のコルに着くと沢山のザックがデポされていて両方に分かれて登っているようだ、一ノ岳から下ってくるグループがいるので、ちょっと待って、一ノ岳に登る。
●鹿岳一ノ岳
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| 一ノ岳山頂で記念写真を撮る | 山頂でくつろぐ左に見えるのは二ノ岳 |
木の根や岩角などに捕まりながら急な崖を登って山頂に出ると、幸い団体のグループが下って行ったので山頂は空いていた、記念写真を撮って展望を楽しみ早々にコルに下る、まじかに二ノ岳が見え、沢山の登山者が崖をよじ登っている。
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| 二ノ岳 | コルに下るメンバー |
コルに下って今度は二ノ岳に向かう、木の梯子を登るとバンド状の鎖場がある、下って来る人がいるので、すきを見て大急ぎで登ってしまう。
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| 二ノ岳に向かって梯子を登る | 二ノ岳から下って来る人 |
二ノ岳に登って一ノ岳を見ると沢山の登山者が崖に取りついている、団体さんは鹿岳のコルにザック置いて空身で登っていて山頂にとどまらな いので山頂が人だらけに成らなくて助かった、ここでちょっと遅めの昼食をとる。
●鹿岳二ノ岳
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| 二ノ岳から一ノ岳を望む | 二ノ岳山頂から黒滝山方面 |
帰りは団体さんを避けて木々岩峠方面に下ることにする、ここは始めて行く所だ、アカヤシオがまばらに咲く急な斜面はロープが架けられていて、注意深く下ればさほど危険は感じない。
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| 二ノ岳の北面ここを下った | ロープで下る O さん |
急斜面を下って見上げると鹿岳北面の岩壁に圧倒される、枯葉の積もった尾根を北に向かうと登山道わきにクマ棚がある木が何本かある、動物の気配は全く感じないが、この辺りにクマは間違いなく生息しているようだ。
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| クマ棚があった | 伐採地に出る |
登山道はザレた落石をさそう斜面を西に向かい、岩峰の脇を通って広い伐採地に出た、ここで一休みする。
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| 立岩のような風景 |
伐採地は作業道があり間違いやすい、テープを頼りに下って行くと林道にでて、舗装された道を下って行き駐車場に戻った。
四ツ又山・鹿岳は以前に来た事があるが、今回は反対まわりだったし、鹿岳からの下りは始めて歩く道で、花には恵まれなかったが、山の会の人たちと歩けて大満足の山行だった。
●記録
駐車場 8:14 -(1:02)- 9:16 天狗峠 -(0:28)- 9:44 Ⅰ峰 -(0:16)- 10:00 Ⅱ峰 -(0:36)- 10:36 マメガタ峠 11:08 -(0:46)-
11:54 コル -(0:18)- 12:12 一ノ岳山頂 12:17 -(0:13)- 12:30 コル -(0:14)- 12:44 二ノ岳山頂 13:05 -(0:45)- 13:50
伐採地で休憩 14:02 -(0:48)- 14:50 駐車場
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| トラックデータ カシミール3Dで作りました |
2015年4月 foxtrot
