我が家の地デジ移行作戦


●地デジ化移行は避けられない

 アナログ放送終了のカウントダウン、残りが少なくなってきたですね。


 私は、テレビをあまり長時間見る方ではありませんが、ニュースなどの情報はテレビで見ることが多く、アナログ放送終了前に、地デジ化は避けてとうれないところです。


 リビングのテレビは2007年に液晶テレビになりました、それまで使っていたブラウン管テレビがスイッチを入れても映らず 、たたくと画面が出るという状態に成ってしまったので、仕方なく液晶テレビに買い換えました。


 リーマン・ショック前で液晶テレビを買えるくらいの、余裕があったようです。


 でも、レコーダーはなかなか買えずアナログの非常に悪い画質で我慢していましたが、今年5月にブルーレイドライブのハードディスクレコーダーを買ってみました。


 NHK−BSプレミアムでエベレスト登山の番組が有るので、その放送に間に合うように近くに出来たショッピングセンターの家電量販店に行ったところ、HDDが500Gのダブルチューナーが安く販売されていたので、HDMIケーブルをつけて65kほどで買えました。


SONY BDZ-AT700 500G ダブルチューナー

 家に持ち帰ってセットしてみると、4年間の技術進歩のせいか、レコーダーを通して見た方が画質が良いようです、 説明書も見ずに録画予約を入れて録画した番組を見ると、あたりまえですが通常の放送となんら変わりない画質で録画できました。


●もう一つの地デジ化

 もう一つシャックのテレビ21インチブラウン管があります、このテレビまだ悪いところも無いのでチューナーをつけて延命を図ることにします。


 せっかく地デジになるのだからBSも見られるようにしたいと思い、チューナーを探すとI/O DATA のHVT-BTLという のが良さそうです、一時は値段も安かったのですが、震災以降生産が止まったようで、いざ買おうと思ったら、品薄で 値段も上がってしまったようです。


 価格.com で調べていたらHVT-BTL に録画機能をつけたHVTR-BTL というのがありました、一番安いチューナーは\4000程度なので、3倍ほどの値段は安くありませんがAmazon で買えるので、買ってみることにワンクリックで買え てしまうのでちょっとびっくり。


I/O DATA HVTR-BTL 裏面は端子が沢山

 配達されたチューナーの動作を確かめてみます、D 端子で液晶テレビにつなぐと普通にハイビジョン映像が見られてこれもびっくり、アナログRGB 端子でパソコンのディスプレイにつなぐと少し暗いですがデジタル放送が見られました、画質はちょっと落ちるようです。


 ブラウン管テレビが壊れたら、パソコンのディスプレイで TV が見られるので無駄にはならない?


 USB端子が付いていてここに外付けのハードディスクを取り付ける事で録画が出来るようになっています、外付けUSB のハードディスクは、パソコンのデーターをバックアップする為に一台持っています。


 チューナーにハードディスクを取り付けると専用のフォーマットでそれまで書き込んであったデーターは消えてしまうので 、ケースを分解して消してしまっても良いHDD と交換してチューナーに取り付け録画を試します、すると問題なく録画 出来ました、価格.com の口コミ情報には、あまり期待しない方が良いと書いてありましたがなんら問題なく動作するようです。


●BSアンテナの工事

 動作が問題ないことが解ったのでシャックに設置することに、まずは BS のアンテナですBS のアンテナは電源を供給しないといけないので、もう一つオワンコを買ってしまうのが一番トラブルが少ないと思いますが、ホームセンターに行くと、分配器が売っていたので2分配して、ゲインが十分か試してみたくなり買ってしまいました。


片方給電の分配器赤が給電側

 ケーブルは私の持っているジャンクの中に5Cの同軸ケーブルがあったので、これを使うことにしてF形コネクターも買ってきました。


とりあえず配線してみました

 同軸ケーブルにF形コネクターを打つて、配線は完了、電源を入れて、両方同時に受信してみると、問題なく映りました、ゲインを調べても、丁度良いようです。


青が少しでゲインも丁度良い

●片側の受信が出来ない

 ところがここで問題がレコーダーやチューナーに常時給電するモードがあるかと思ったらそんなモードは無く、電源を 落とすと給電も止まってしまい給電できない側の受信が出来なくなってしまいました。


 やはり オワンコ 2つの方が正解かと思っていましたが後日、ホームセンターに行くと、両給電タイプの分配器が売ってました。


両給電タイプの分配器

 両方から給電すると反対側に電源が逆流して機器を壊さないか心配しましたが、買ってきてテスターで調べると ダイオードが入っているようで出力側はアイソレーションが取れていました。


配線をやり直す 黒い箱が”玄蔵”なかなかかっこよい

●録画用ハードディスクを調達

 分配器を交換して配線は終了、録画用のハードディスクは余っているドライブを使うため、国道354を歩いて高崎駅に行 ったときにヤマダ電機で、”玄蔵”なる玄人志向のハードディスク用のケースを買ってきました。


 電源連動機能があるのでしばらくアクセスが無いとHDDは止まるようです。


 ブラウン管テレビの地デジ化も無事終了、画質はデジタル放送のおかげで今までと比べ物にならないくらい良くなり ました、おまけに録画機能まで付きました、ケーブルは赤、白、黄色のビデオケーブルの黄色を、Sケーブルに変えると 明らかに画質がよくなります。


 録画に関しては古いアナログのHDDレコーダーを外部入力で録画しようと思っていましたが、チューナーの出力が一系統しかなく、録画のたびにケーブルをつなぎかえるのでは面倒だし予約時間の設定も面倒なのであっさりと諦めました。


●BDレコーダー

 ブルーレイレコーダー、SONY BDZ-AT700 は500G の HDD とダブルチユーナーで録画もいたって簡単です、録画 した番組をブルーレイディスクに焼こうと、BD-R 一層25Gを買ってきて、説明書を読むと録画した番組は標準画質 (SR)での録画だったことが判り、テレビの画面が小さいので(32インチ)、高画質(DR)での録画の必要性は全く感じませんでした。


 SR の画質を BD-Rに焼くと約6時間メニューの編集などはできませんが、カット、並び替え、チャプターなどの最低限の編集はできるので、なかなかうまくできています。


 以前から撮っておきたかった、NHK で放送された、点の記もBD-Rにコレクションする事が出来ました。


 このレコーダーDVDにも録画できるというので、普段使っている16倍速のデーター用で録画すると録画が出来ません、CPRM対応というDVDが必要という事なのでホームセンターに行って探したら、CPRM対応のDVDがありましたので買ってきて試してみたらところ、DVDに録画すると、標準画質より一段画質が劣るLPモードでの録画に成ってしまいしかも画質の変換が起きるので録画時間が長くかかり、再生して見たところ、明らかに画質も悪くDVDを使うメリットは何もありませんでした。


 BD-R は値段もこなれてきたのでこれからは、DVD から BD へ移行していくんでしょうね。


 8月13日にはまたエベレスト登頂の、番組があるので今から楽しみです。