本白根山
標高2145m
登山日2008年8月3日
群馬県吾妻郡嬬恋村
  本白根のコマクサ

●コマクサを見るために

 久しぶりにコマクサが見たいと思い、Hさんを誘って、本白根山に行ってみる。


 むかしは白根火山ロープウェイ前の駐車場まで車で入れたが、今では一般者通行禁止で入れない。


 白根レストハウスの有料駐車場に車を入れて、支度をする、南側に、逢ノ峰が見える、本白根山は陰になって見る事は出来ない。


逢ノ峰

 本白根山の登山口へは無料のバスで送迎してくれるはずだが、時間が早いためか、バスは来ない。


 歩いてもたいした距離ではないので、舗装された道を歩く、さすがに2000mを超えているので、8月と言えども快適だ。


 リフトの乗り場の所から、登山道に入る、登っていくと、針葉樹特有の甘い香りがする、脇にあるリフトは、夏でも運行していて、あまり歩きたくない人は、バスとリフトを乗り継げば、簡単にコマクサの見られるところまで来られるようになっている。


●ちょっと遅かったが

 コマクサは、若干盛りを過ぎているようで、しおれ気味だったが、写真に撮ってみると、結構綺麗に写る。


 コマクサ 黄色と紫の花

 黄色の花と、紫の綺麗な花が咲いていたので、調べてみたら、黄色は”ハクサンオミナエシ”で紫は”ヒメシャジン”だそうでした。


 旧噴火口を回って、T字路を右へ、先の高いほう方に行ってみる、登山道脇は沢山のコマクサが咲いている。


 本白根山は山頂がどこなのか良く解らない山だ、2000年7月に登ったときには、地形図にある2164.8mの三角点まで行ってきた、ここまで行く人はあまりいないようだし、山名の書いてある場所からはちょっと離れすぎかもしれない。


むかし行った三角点
むかし行った三角点

●立派な百名山

 旧噴火口の北西に2171mの記載があるので、このあたりが山頂にふさわしいような気もするが、道がないので入って行けない、山頂がどこであれ、本白根山は簡単に登れて立派な百名山であることに変わりはない。

Hさん 展望台で
Hさん 展望台で

 戻って、今度は丸太の階段を登り展望台に上がる、ここで休憩、無線は1200MHzで一局。


 2000m峰は大変涼しくて別天地であったが、日差しが強かったので、帰ったら腕や顔が真っ赤になってしまった。