最短距離で稲包山

 
稲包山
(イナズツミヤマ)
標高1598m
登山日1998年 5月 4日
中之条町、新治村
  稲包山山頂で

●H君からメールで

 高校の同窓生のH君から「稲包山」へ行かないかと誘いのメールが来たのが、4月8日の事だった、何でも「岳人」の11月号に赤沢山の露天風呂の事が書いてあったらしく、「稲包山」に登って帰りに露天風呂に入ろうということであった。


 露天風呂に関しては情報不足で叶わなかったが、JG1***/Nさんや、JQ1***/Oさんの紀行文のおかげで、一番楽なルートで「稲包山」は登れたような、気がする。


 5月4日、朝起きると天気は曇り、予報では晴れるというので、予定どうり仕度をして出かけた、北に向かうに連れて、天気は良くなり、沼田に入ると青空の中に「谷川岳」が美しい。


 猿ヶ京のコンビニで、H君とJR1***/Sさんと合流、法師温泉方面に向かった。


 赤沢スキー場の入り口脇の林道に乗り入れ、ゲートの前の広場に駐車すると、カモシカの死骸があるのには驚いた。


 密猟か、熊に襲われたのか、はたまた行き倒れか、林道のゲートという場所が、人為的なものを感じさせる。


 H君は以前、四万温泉の方から入って、東屋まで来て、断念したらしいが、今度のルートの方がだいぶ楽だと言っている。


●楽なコースで

 Sさんのレポートの通り、山頂からの展望は大変すばらしい、三国スキー場のリフトがすぐ近くまで来ているので、私には出来そうもないが、このスキー場のゲレンデを登り薮を漕げば、さらに楽に登れそうである。


 無線の方は標高が低いので、あまり良くないが、新潟方面に430MHzの3エレヤギアンテナを向けてみたところ、柏崎市と、西蒲原郡の局と交信する事が出来た。


稲包山山頂から新潟方面の山々 山頂から苗場スキー場方面ホテルが見える

 林道脇にはタラノメやフキなどが沢山あったが、いずれも時期が遅く芽が伸びてしまっていた。


 帰りの渋滞にはまいったが、久しぶりに好天の山行で、楽しい一時を過ごすことが出来た。


1998年 5月 foxtrot