鈴ヶ岳(スズガタケ)
標高1565m
赤城村、富士見村
登山日1995年11月 5日

●久しぶりの山登り

 ここ1ヶ月ほどつまらない用が多くて、山に行けませんでした、久しぶりの山登り。


 例によって昨夜の夜更かしがたたって、今日も家を出たのが11時、大胡町から旧赤城有料道路に向かいました。


 当初鍋割山、荒山に行こうと思っていたのですが出かけるのが遅すぎて、荒山高原の駐車場は車がいっぱい、仕方なくそのまま上に登り、エネルギー資料館に寄って、「群馬の山歩き130選」で、鈴ヶ岳の登山口を調べてみました。


●登山口を探す

 登山道は新坂平からなので、トイレに寄ってから、道路反対側の駐車場に入り下ってみましたが、それらしい案内標識がは見つかりません。


 車が4,5台止めて有るので、車を降りて横断歩道を渡り、白樺牧場の方に行ってみると、案内標識が有りました。


 登山道はいきなりの笹薮で下の道がぜんぜん見えなくて、ちょっと気持ち悪い感じです、ストックで笹を払いながら、木の根や岩などにつまずかないよう、気をつけて登ります。


 右側には、白樺牧場の鉄条網が有り、紅葉もおわり、葉が落ちているので、まだ良いのですが、これでまわりの木々が茂っていたら、それこそ薮のトンネルで、この時期に来るのは正解だったなどと思いながら登りました。


●鍬柄山

 何度かのアップダウンの後、ひと登りで、鍬柄山に着きました、ここは360゜の展望が得られます、すぐ前に地蔵岳、荒山、遠く秩父の山々がかすんで見え、八ヶ岳、ちょっと離れているのは、蓼科山でしょうか、何時もと違った形の榛名山、その上には浅間山、夏に登った四阿山、小野子山、子持山、雪をかぶっているのは谷川連峰かな、今年は登れなかった武尊山、雪をかぶった高い山は燧ケ岳かな、やはり雪をかぶった、日光白根山、黒桧山のすぐ後ろに見える、崩落の縦じまがいく筋も着いた山は皇海山でしょうか、空は青くすんで、なかなか良い眺めです。


●鈴ヶ岳

 時間が遅いので、ここで昼食をとり、1200MHzで足立区の局と交信して、鈴ヶ岳に向かう事にします、鍬柄山から鈴ヶ岳へ向かう道は下りの連続、左前方に鈴ヶ岳が見えているのですが、下っても下っても、なかなか鞍部にたどり着けません、やがてキャンプ場からの分岐の標識の有る鞍部に着くとそこから一登り、岩場を2,3箇所越えると、鈴ヶ岳の山頂に着きました。


 ここも鍬柄山には及ばないもののなかなかの展望です、3つ並んだ大きな石碑の前でインスタントコーヒーを飲みながら、やはり1200MHzで埼玉県は川口市の固定局にお声がけし、話好きな人で20分以上話してしまいました。


 帰りは来た道をたどり、また鍬柄山に登ります、山頂で小休止、鍬柄山山頂からは大沼方向に大きな山の影が出来ていました。


●記録

 登山口 13:13 -(0:32)- 13:45 鍬柄山山頂 14:17 -(0:14)- 14:31 キャンプ場分岐 -(0:17)- 14:48 鈴ヶ岳山頂 15:23


 -(0:14)- 15:37 キャンプ場分岐 -(0:19)- 15:56 鍬柄山山頂 16:00 -(0:28)- 16:28 登山口


1995年11月 foxtrot